「NEMのハーベストでお金を稼げると聞いたけれど、具体的に何をすればいいかわからない・・・」
と思ってはいませんか?
たしかに、ハーベストの仕組みは少し複雑そうに見えますよね。
そこでこの記事では、ハーベストの仕組みややり方について徹底的に解説していきます!
NEMを所有するだけで儲かるハーベストをぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
NEMのハーベスト(収穫)とは、NEMのブロックチェーン上で行われた取引を承認する作業です。約1分に1回行われ、ハーベストをした人には報酬が与えられます。
ハーベストは
POIの仕組みでは、ウォレットの残高トランザクション(入出金取引)の頻度が考慮されてNEMが貰えるようになっています。
つまり、NEMネットワークに貢献すればするほど、多くの報酬をもらえるのです。
POIでは重要度がスコア化されており、所有している有効なXEMの量や、XEMの取引量などからそのスコアが計算されます。
ここまで聞くと、じゃあビットコインとかのマイニング(採掘)と同じってこと?という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、ハーベスティングとマイニングは根本的に違う仕組みです!
マイニングでは、
実際に報酬をもらう(掘り当てる)ためには相当ハイスペックなコンピューターやそれを動かすための膨大な資金、電力が必要となります。
それに対して、POIではそれぞれの重要度(Importance)によって確率は変わるものの、ハイスペックなPCを持っていなくとも一定条件を満たした人全員にランダムで報酬が与えられます。
そのため、ある程度の資金があれば誰でも気軽にハーベストをすることができます!
「そもそもNEMって?」という方はこちら↓
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ハーベストにはローカルハーベストとデリゲート(委任)ハーベストがあります。
ローカルハーベストではPCを常に稼働させていなければいけませんが、デリゲートハーベストはPCがオフラインでも、電源を切った状態でも行うことができるのでかなり魅力的です!
多くの人がやっているのは大抵このデリゲートハーベストです。
ハーベストは、NEMの取引量が増えると儲かるようになります。
ウォレットの残高とトランザクションの頻度によってスコアがつけられるので、取引が多いほどスコアが上がり利益が出ます。
取引手数料からハーベストされるため、一回の取引量が少ないと報酬が0になることもあります。
また、価格が上昇すると相対的に利益が増えるという仕組みになっています。
ハーベストには、スーパーノードと呼ばれるものがあります。これを持っていると、なんと毎月約20万円ほどの高額の報酬をもらうことができます。
ところが、このスーパーノードで利益を得るには300万(約1400万円)以上のXEMを所有している必要があります。また、24時間動くサーバーや速いインターネット回線も必要です。
スーパーノードで稼ぐには、相当の原資がないと厳しいでしょう。
では実際にハーベストをする際にはどのような準備をし、どのような基準を満たす必要があるのでしょうか?
ここではハーベストのやり方について詳しく解説します!
まず、ハーベストをするには
2019年3月現在1XEM=約5円ですので、10,000XEM=約5万円以上必要となります。
続いて、ハーベストのためにNano Walletをインストールしましょう。
公式ホームページで上のような画面から対応するPCをクリックするとダウンロードできます。
Nano WalletはXEMの公式ウォレットで、ここに保有されるXEMの数量に応じてハーベストの利益を受け取ることができます。
ここにXEMを送らないことにはハーベストに参加できないので注意しましょう!
NEMが公式にリリースしている「NanoWallet」とはどんなウォレットなのでしょうか?ハーベストやモザイクの作成、アポスティーユの利用が可能で多くのXEM保有者が使っているこのウォレットの使い方をわかりやすく解説します!
Nano Walletがインストールできたら、取引所からNano WalletにNEMを送金しましょう。
ここでは、バイナンスを例に説明していきます。
バイナンスにログインし、「Funds」の中にある「Withdrawals」をクリックします。
すると、以上のような画面が出てくるので暗号資産(仮想通貨)の種類を「XEM」にし、ウォレットのアドレスを入力しましょう。
ウォレットのアドレスは、Nano Walletのページから「アカウント」を押すと「アドレス」という部分が出てくるので、それをコピーすれば大丈夫です。
バイナンスは二段階認証の設定を完了していないと送金ができないので注意しましょう。
バイナンスの詳しい送金方法はこちら↓
Binance(バイナンス)の入金・出金の方法を解説します!海外取引所なので日本円を扱っておらず、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)に換えて行う必要があります。入出金の方法だけでなく、送金手数料や送金上限の解除方法まで解説します。
さて、既得バランスがついに10,000XEMに達したら、いよいよハーベストが可能になります!ローカルハーベストを行うには特別に必要な準備はないので、ここではデリゲート(委任)ハーベストの設定方法について説明します。
まずNano Walletにログインし、上のバーから「サービス」を選び、さらに「デリゲートハーベスティング(委任)」のところの「デリゲートアカウント管理」を選択します。
次に、委任有効化を選択し、Nano Walletのパスワードを入力して送信を押します。ここから有効化されるまでに約6時間ほど待ち、「リモートステータス」という欄が「有効」となっていればOKです!
有効化されているのを確認したら、あとはノードをテキトーに選ぶだけで、「ハーベストの状況」の欄が「有効」となっていれば準備完了!
ハーベストが自動に行われるのを気長に待ちましょう。
Nano Walletの詳しい使い方についてはこちら↓
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現状、Nano Walletのスマホアプリでは、ハーベストの設定はできません。ハーベストをするためにはPCで設定をする必要があります。
しかし、スマホアプリでもハーベスト履歴の確認などはできるので、わざわざPCでログインして確認しなくても気軽にハーベストの状況をチェックすることはできます。
これはよくある疑問ですが、PCがオフラインでも、なんなら電源を落としていてもハーベストができてしまうのはなぜなのか?
これは、デリゲート(委任)ハーベストという名前の通り、ハーベストを他のノード(ほとんどの場合スーパーノード)に委託しているからなんです。アカウントの個人情報などは守られるのか、という疑問も生じますが、代理アカウントを間に経由することでそのリスクも回避しています。
また、スーパーノードには別に報酬が出るため、両者にインセンティブが存在しているわけです。
よく考えられた面白いしくみですね!
いかがでしたでしょうか。
この記事では、NEM独自の承認方法
最低でも10,000XEMが必要と少し敷居は高いですが、お金に余裕があってこのシステムに興味を持った方はぜひ挑戦してみてください!