デジタル資産インフラサービスを展開する大手企業BitGoが、自社のバランスシート(BS)に「約2億5,000万ドル」相当のビットコイン(BTC)を組み込んでいることを明らかにした。同社CEO(最高経営責任者)を務めるMikeBelshe氏が報告した。
昨今、大手企業によるビットコイン採用は加速度的に進んでおり、ビットコイン市場のさらなる拡大に業界からは大きな期待が集まる。

デジタル資産関連大手BitGoが「2.5億ドル」相当のビットコイン(BTC)をバランスシートに追加していたことを発表、2014年から

デジタル資産インフラ大手BitGoが、自社のバランスシート(BS)に「約2億5,000万ドル」相当のビットコインを加えていることを明らかにした。
先日CoinDeskにて行われたインタビューに応じた同社CEOMikeBelshe氏によれば、BitGo2014年以降ビットコインを保有し続けているという。

BitGoとは、カリフォルニア州パロアルトに本社を置くデジタル資産信託及びセキュリティ関連のインフラサービスを展開する世界的大手企業。リスク管理のために“キー”を複数の所有者に分割する「マルチシグニチャビットコインウォレットサービス」を提供するなど、仮想通貨業界のトレーダーらからも大きな注目を集めている。

そんなBitGo CEOMikeBelshe氏は自社BSにビットコインを追加した際、「顧客が引き受けていた資産に対して同じエクスポージャーを持つべきである」との見解を主張していた。

「投資資金のために米ドル以外の何かでポジションをとっているベンチャー支援企業の間では物議を醸しています。(中略) 多くの起業家が投資家のもとに訪れて、『あなたがわたしたちに出資してくれた“現金”を“金”に換えたいのですが…』と伝えるようですが、これに対するわたしの答えは『いいえ、そうするべきではありません』というものです。」

加えてMikeBelshe CEOは企業によるビットコイン採用を強く主張する。以下のように語り、自身の“ビットコイン推進”の立場を強調した。

「企業はビットコインに多額の投資をすることを強くお勧めします。(中略) ある程度のデジタル資産へのエクスポージャーが、ビジネスを不安定にするのではなくてむしろ実際にはビジネスを安定させる方法であるということを示していると思います。」

2020年よりビットコイン(BTC)市場で強大化する “機関投資家の波” MicroStratagyを筆頭に、Teslaら仮想通貨業界での存在感強める

2020年より、世界的大手企業や機関投資家らによるビットコイン採用は続々と進んでいる。

いまやビットコインを含む仮想通貨市場全体に対して多大な影響力を有するMicroStrategyを筆頭に、Square・MassMutualなどさまざまな業界の企業がビットコイン購入を決定してきた。そして極めつきは、ElonMusk氏率いるTesla(テスラ)による動き。2021年2月初め、Teslaは15.5億ドル(=約1,580億円)相当のビットコインを購入し、仮想通貨業界を大きくにぎわせた。のちに“マスク砲”とも呼ばれることとなるビットコイン価格暴騰も引き起こすなど、世界的企業がビットコイン市場におよぼす影響は日に日に強大化しつつあるのが現状だ。

「各企業がBSにビットコインを組み込む」という昨今の一連の潮流について、前出BitGo CEOの氏は、「業界が進歩するのに、わたしたちが思っていたよりも時間がかかっただけです」とコメント。

業界著名人らからますます大きな関心を集める仮想通貨ビットコイン――“機関投資家の参入”という市場への追い風は、ビットコイン価格をどこまで押し上げるのか? 今後の市場拡大にさらなる期待が高まる。

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この記事は、www.coindesk.comの「Story from Business BitGo Reveals $250M in Bitcoin Holdings, Signaling More Crypto-Native Disclosures Ahead.」を参考にして作成されています。