次期SEC(米証券取引委員会)委員長候補のGary Gensler氏が米議会上院の公聴会に出席した。
同氏は仮想通貨が、「金融の世界に変化のきっかけを与えた」としながらも、「詐欺や価格操作をなくすことが課題」と発言。この発言を受けてビットコインは下落となった

次期SEC委員長「仮想通貨詐欺や価格操作をなくすことが課題」

バイデン政権下で次期SEC委員長候補のGary Gensler氏が、米議会上院の公聴会で仮想通貨について言及した。
同氏はビットコインや他の仮想通貨のイノベーションは、決済などの金融の世界に新しい考え方をもたらしたが、投資家保護の新たな問題を引き起こしたと述べている。

もし委員長として承認されたら、私は仲間と協力して新しいイノベーションを促進するだけでなく、投資家保護と資本形成という我々の核心的価値観に忠実であり続ける。

一方で同氏は仮想通貨の詐欺や価格操作をなくすことが課題とも発言し、この発言を受けてビットコインは下落する形となった。

(出典元:Bloomberg)

次期SEC委員長候補のGensler氏は米金融大手ゴールドマン・サックス出身で民主党政権下では様々な要職を務めてきた。
クリントン政権下では財務次官、オバマ政権ではCFTC委員長、そして2016年の米大統領選ではヒラリー・クリントン氏陣営の財務責任者を務めた。また、米マサチューセッツ工科大学ではブロックチェーンの研究を行っていた。
そのため、金融および仮想通貨に精通している人物であり、就任後に仮想通貨業界に大きな変化をもたらす可能性がある。
そして、このまま同氏がSEC委員長に就任すれば、リップル社との裁判に関わることとなる。
SECは先日、「市場の状況に応じてXRPの販売を増減させることでXRPの価格を意図的に操作している」と訴状を修正している。
今回の同氏の「価格操作をなくすことが課題」という発言に一致することになるが、Gensler氏就任後の裁判はどのような展開を迎えることになるのだろうか、今後の動向に注目したい。

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この記事はBloombergの「Bitcoin Dips After Gensler Says SEC Must Root Out Crypto Fraud」を参考にして作られています。